潜在意識の浄化と仕事への応用

川の流れのように、日々変わらず時間は流れていきます。
この休日は、過去を振り返り改めて新しい創造に向かって構想を立てる機会として与えられたものと思います。

 

あけましておめでとうございます。

今年も皆様にとり幸せな年になりますよう心よりお祈りいたします。

 

アクティブシニアのライフスタイルを模索しつつ、心の種を作ることを標榜して始めた本づくりの活動ですが、昨年はなんとか1冊目の本を世に送り出すことができ、たくさんの方に読んでいただけました。心よりお礼申し上げます。

 

1冊目の本が形になり始めた頃から、いろいろな環境が変わりました。これから出版を始めようとされている方は、まず1冊目の企画を形にすることに注力することが一番大切だと思います。そこまで行くのに結構心理的に不安定な時期が続きますが、本の形ができると、事業体の形も出来始めるようです。

 

最初の本の企画制作販売を一通り体験してみて、出版業界についての肌感覚が、なんとなくわかってきました。大手の取次の役員をやっていた方の話や、小出版社を40年も経営してこられた方の話を直接聞く機会もありました。事前に本でいろいろ読んでいましたが、やはり生々しいところは書かれていないので、経験者に話を聞くのは参考になります。そうした話を聞いて思うのは、出版業界は特に大変なのだな、ということです。自分自身、長年大企業で雇われていたものですから、商売の苦労を遅ればせながら理解しました。世の中を見る目もかなり変わってきて、感謝することが多く、随分謙虚になったように思います。

 

でも、そんな中でも、あえて本づくりの仕事を選んだり、あるいは書店を始めたりされる方もいるわけで、そういう方は、スピリチュアル的には、「自分で創造する」ことへの挑戦を選ばれたのだと思います。自分も、その一人ではあるのですが。

 

さて、今年の抱負ですが、引き続いてスピリチュアルな本を作っていき、事業を軌道に乗せていきたいと思っています。現在、2冊目の本の製作中ですが、並行して、3冊目の本の企画に関係して、ホ・オポノポノに関する本を読んでいます。

 

ホ・オポノポノというのは、イハレアカラ・ヒューレンというハワイのお医者様が、精神障害を持つ犯罪者たちを監獄ぐるみで更生させたヒーリング・メソッドです。「愛しています。ごめんなんさい。許してください。ありがとう」という四つの言葉を繰り返すことでクリーンアップするやり方ですが、これは単純ですが結構奥が深く、レベルの高い教えです。

 

どういうことかと言いますと、ヒーリングの方法には、大きく分けて、反省的な方法と、祈りを使った方法があります。いずれも、自分の心の内側に対する働きかけなのですが、反省は顕在意識、つまり自意識で見える領域での浄化を扱い、祈りは、潜在意識、つまり自分では何か起きているのかが見えない領域での浄化を扱います。浄化というのは、否定的な価値判断の放下のことです。

 

反省は、心の中で何が起きているのかを、ありのままに観察することで行います。この「ありのままに観察する」という「正見」が、雑念だらけの普通の人には簡単には出来ないことです。足ることを知らない欲望や執着、怒り、恐れなどの感情に翻弄される状態から脱却するためには、まずは顕在意識のクリーンナップが必要です。

 

ですが、顕在意識が綺麗になっても、まだ潜在意識には、人類の集合無意識からコピーしたネガティブな記憶が大量にあります。この記憶は、いくら注意深く観察しても顕在意識では見つからないので、そこの部分をクリーンナップするには、潜在意識を綺麗にするように、自分の中の神格にお願いしなくてはいけないのです。ホ・オポノポノは、この、祈りによって潜在意識の浄化を行う方法論です。しかも「自分」に対する改悛が、自分にとどまらず、相手の潜在意識までも癒すのです。

 

この祈りによって神格に懇願するというアプローチは、スピリチュアルな方法論の中でも、かなりレベルが高いと思います。「奇跡のコース」という、赦しについての有名な教えがあるのですが、語られていることは、ほぼ同じです。すでに「受容性」「赦し」「無償の愛」の意味が実感できるようになり、エゴから抜け出た意識を持っている人の場合は、自己実現だけの創造を勧めるような教えよりも、こういう「全託」の境地で創造する教えの方が心地よいのです。

 

今年は、このヒーリング・メソッドをしっかり本づくりに応用しようと思っています。必要な著者との出会い、よりよい編集やデザインのためのインスピレーション、その本を必要とされる方への機会の創出など、顕在意識ではできることに限りがありますが、祈りによるアプローチがその可能性を開くはずだと思います。

 

スピリチュアルな発想の一つに、「波長同通」という考え方があります。自分が出した思いと同じものを受け取るという考え方です。「愛の思い」「感謝の思い」は最も波動が高いので、愛と感謝のエネルギーとして存在することができれば、それにふさわしい成果物を創造するでしょう。

 

また、エゴの正体は価値判断に関する過去の記憶なのですが、「改悛」「赦し」により、この記憶を消去できます。そのまっさらな境地をゼロポイントまたはゼロリミットと呼ぶのですが、この状態にある時に、神格(自己のハイアーセルフ)から与えられるインスピレーションが、正しく自分の表面意識に届きます。

 

過去の記憶のストレージから湧き出してくる価値判断の記憶にではなく、神格から与えられるインスピレーションに従うことで、正しい仕事ができるようになる、という考え方です。これは、地上最強のヒーラーと呼ばれた、津留晃一さんも提唱していたビジネスの方法論なのですが、こういうやり方で本づくりをしていきたいのです。

 

スピリチュアルな分野で本物の本を世に提供するためには、方法論もスピリチュアルなやり方を貫かなければ、それなりの波動を備えた本ができないことは自明です。そういう意味でも、どのように本を作るのか、ということには、特にこだわりたいと思っているのです。

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